法人携帯とは、その名の通り個人ではなく法人で契約する携帯電話のことを指します。
法人か個人かで利用できるサービスやプランに違いがあるため、それぞれの特徴を踏まえたうえで賢く使い分けることが大切です。
そこでまず、法人携帯を利用するメリットについて見ていきます。
月額料金がお得になる
最大の特徴として挙げられるのは、月額料金がお得になるということです。
法人契約は個人契約に比べて、一般的に毎月5~8割程度の費用で利用することができます。
法人のグループ内であればいつでも無料で電話が使えるなどのサービスが付くことも多く、お得感が大きいのが特徴です。
経理作業が簡単になる
また、経理作業が簡単になるという点もメリットです。
法人として契約している回線に対して一括請求が行えるため、経理業務において余計な手間がかかりません。
さらには会社経費としての計上が可能なことから、節税対策としても最適です。
そのほかにも、セキュリティに特化したサービスが利用できたり、社員同士で無料通話ができることから通信費を気にせず積極的なコミュニケーションが取れたりと、さまざまなメリットがあります。
導入コストが高め
一方で、デメリットも存在します。
一つ目は、導入コストが高めであることです。
法人携帯を利用する場合、企業が端末費および月々の使用料金を支払うこととなります。
特に社員数が多い場合は契約する機種の台数も多くなり、その分だけ企業側の月々の負担額が大きくなります。
ある程度の予算を確保してからでないと、導入しにくいのが実情です。
プライベート使用の管理に苦労する
そして二つ目に、プライベート使用の管理に苦労することも挙げられます。
業務のみでの使用を原則として法人携帯を付与しているにもかかわらず、それをプライベート目的で使用している社員がいたとしても、その通信費を企業側が負担しなくてはなりません。
私用を禁止しても、私用と業務の区別が難しく、実態を把握しづらい点もネックです。
少しでも私用を減らすためには、毎月の明細を丁寧に確認する方法がありますが、全社員の使用をチェックすることは簡単ではありません。
まとめ
以上のように、法人携帯の契約にはメリット・デメリットの両方が存在します。
よって自社の状況に合わせて導入の必要性を見極めるのが安心です。
法人契約を行うこと自体は難しくなく、必要書類さえ揃えてしまえば特別な難しい手続きなどは行いません。
誰でも簡単に行えるため、興味があれば確認してみると良いでしょう。
選べる機種の種類も豊富で、最新の機種を選べるプランもあります。
最終更新日 2025年7月31日 by urisysym