世界各国のお花の事情は、その文化によってじつにさまざまです。
そのなかでも”お花”といえばオランダ…というイメージを持たれている方は多いでしょう。
実際にお花に関することは世界一だと言われています。
ということで、ここからはオランダとお花のお話しをさせていただこうと思っておりますので、フラワーショップ関係の方はもちろんのこと、あまりお花と関わりのない方もぜひ読んでみてくださいね。
花が咲く季節であるオランダの春は、とても涼しくて、チューリップ栽培にはぴったりの気候です。
それに、水はけが良いこと、それでいて湿気を含んだ土も良い条件になっているのです。
オランダのチューリップは種類がたくさんあり、何種類かにグループ分けされていて、そのグループ別に違った種が植えられます。
3月中旬〜5月下旬までオランダの街中に広がって、いろいろな姿を魅せてくれます。
それにより、もっとも見頃の開花シーズンである4月頃をねらって、オランダに行かれると、どこから見ても色彩豊かで美しい風景が堪能できます。
〜少し独特なオランダ人のお花の購入方法〜
プレゼントとして購入するお花は、お気に入りのフラワーショップで高めのものを選び、家で飾って楽しむお花は家の近くのフラワーショップや移動ショップなどでお手頃なものを選んで買うことが多いそうです。
オランダでは家が明るい空間になるように、あらゆるところに花が飾られているのが一般的です。
また、年間を通してのお花の売り上げはオランダと日本は同じくらいなのですが、売れた本数については、なんと!オランダは日本の4倍ほどになります。
ということから、オランダでは自宅に飾るためのお手頃な花がよく買われていることがわかるでしょう。
オランダにある、キューケンホフ公園はとても有名なチューリップ公園です。
ここではチューリップをはじめ、ツツジやスイセンやヒヤシンス…色鮮やかな花が咲いていて、特におすすめです。
オランダでお花畑を楽しみたい方は、ぜひ一度行ってみてくださいね。
最終更新日 2025年7月31日 by urisysym