私はこれまでの人生、動物と共に生活をしてきました。
犬、猫、鳥、金魚、トカゲ等、私の家にはいつもペットがいました。
私の両親は動物好きで、常にペットを飼って可愛がっていました。
両親の影響で私も動物好きになりました。
私が生まれる前から家には犬がいて、私はその犬と兄弟のように育ちました。
寿命で愛犬が他界した
私が中学生の時に、その犬は寿命でなくなりました。
兄弟のように育った私は、本当の兄弟を失ったような喪失感に襲われました。
愛犬を亡くしてから、1週間は食事が喉を通りませんでした。
深い悲しみで体調を崩し、学校を休むことになりました。
愛犬を失う前より、15kg体重が減少していました。
学校を休んでいる間も、私の食欲は戻りませんでした。
私の様子を見かねた両親は、新しい犬を買ってきました。
別の犬で、私の悲しみが薄らぐことを期待したそうです。
しばらくは、前の犬を忘れることができず塞ぎこんでいましたが、新しく迎えた犬に次第に癒されていきました。
新しい愛犬に癒された
食欲もだんだん戻り、体重も増加してきました。
1年後、私は元の体重に戻ることができました。
常に寄り添って、私の悲しみを癒してくれた新しい犬のおかげでした。
私はその後も、その犬と仲良く暮らしました。
元々は屋外で飼っていましたが、引っ越しを機に室内飼いに変更しました。
老犬に近づいてきたので、部屋に入れて、エアコンで体温調整してあげる必要がありました。
老犬のため、エアコンを一日中稼動させることになってから、月々の電気代がかなりの高額になりました。
リーマンショックの影響で経済的に困窮していた我が家には、大きな負担でした。
しかし、愛犬のエアコン代を稼ぐため、私たち家族は身を粉にして働きました。
必死に働き、なんとかエアコン代を工面することができました。
年老いた愛犬のため、エアコンで体温調節してあげることができ、私たち家族は満足でした。
しかし、それから2年後、愛犬は亡くなりました。
老衰でした。
動物霊園で弔ってもらった
私の腕の中で、眠るように旅立って行きました。
私は、愛犬を亡くした悲しみと同時に、弔ってあげたいと考えました。
インターネットで動物霊園について調べ始めました。
このインターネット検索で、自宅から近い場所に動物霊園を見つけました。
早速、私はその動物霊園に連絡し、納骨をお願いすることにしました。
インターネットで調べた他の霊園より、価格は良心的で、経済的に困窮している私でもなんとか払える額でした。
現在、愛犬はその動物霊園で眠っています。
私は、毎月、愛犬を弔うために動物霊園を訪れています。
最終更新日 2025年7月31日 by urisysym